
「耕作放棄地が増えてきてね。なんとか出来んもんかt思ってたところに、役場から声がかかって、いっちょやってみるかと、4人でサラダたまねぎを始めたんですよ。そう、やりはじめて5年くらいかな」そう語る篠原俊二さんと新立嘉孝さん。「たまねぎ農家ではあるけど、自然栽培は未経験だったから、専門家の先生を読んで勉強会を何回もして、土づくりからはじめました。堆肥は使わない。牛とか豚とかが化学肥料を使った餌を食べてたら堆肥にもその影響が出るから。」という徹底ぶり。自然栽培は時間がかかる。手間暇がかかる。形も不揃いだったりする。でもそれが本来のたまねぎの姿。「品種もどれがいいか土の状態もみながら、毎年試行錯誤。やっぱり安心で美味しいサラダたまねぎを食べてもらいたいからですね。」小学校の体験学習を受け入れながら、後継者育成も見据え、「つなぎFARM」4人組の熱いつなぐチャレンジは続いていく。